Diverseのカルチャー
Diverse Deck [DRAFT]
恋愛は世界をより良く変えていける素晴らしいものです。
恋愛はたくさんの幸せを生み出してくれるだけでなく、人を大きく成長させてくれます。人は恋愛をすることで、自分とは異なる様々な価値観が存在することを知ります。異なる価値観を受け入れて、さらに取り込むことは簡単なことではありません。しかし恋愛では、相手と良い関係を継続したい気持ちが、異なる価値観を受容することを後押ししてくれます。恋愛をすることで人は多様性を身につけ、人として大きく成長することができるのです。
社会にたくさんの恋愛が生まれれば、多様性を身につけた人々が増えていくことになります。多様性に溢れた社会では、様々な視点、考え、能力が相乗し合うことになり、イノベーションが生まれる確率が高まります。
Diverseは、この素晴らしい存在である恋愛を数多く創出することで、社会を多様性で満たし、新たな価値を生み出すイノベーションが起き続ける社会を作っていきたいと考えています。
数多くの恋愛を創出するためには、出会いのプラットフォームと言えるものが必要だと考えています。社会を多様性で満たすほどの恋愛を創出するプラットフォームを作り上げるというのは、並大抵のことではありません。今のプロダクトからの延長線上だけのものでは到底たどりつけません。多様性、つまりダイバーシティを生み出す出会いのプラットフォームを創るためには、まずDiverseというチームがイノベーションを起こしていく必要があると考えています。
では、どんなチームでイノベーションを起こしたいのか。このドキュメントではDiverseというチームの特徴を、大事にする価値観と行動指針としてまとめています。加えて、チームで仕事をするために必要不可欠であるコミュニケーションについても指針を置きました。
大事にする価値観
Values
組織の価値観
大前提として2つの価値観を大事にしたいと考えています。まず、ミッションを達成するためには、1人ではなくチームで良い仕事をすることが重要です。そして、チームがイノベーションを起こす確率を上げるためには多様性の存在が重要です。決めつけや思い込みや偏りがなく、多様性がありそれを受容できているチームを目指しています。
チーム(Team)
- 目標と戦略、戦術を深く理解し、最優先に考えて行動する
- 同僚と十分に連携する
- 自分の役割を理解し、主体的に行動する
多様性(Diversity&Inclusion)
- 常識、通例、固定観念にとらわれない
- 年齢、経験、役職にとらわれない
- 不適切に偏らない
- 自分と異なる考え方も尊重する
- アウトプットにつながる考えや意見を受け入れる
思考の価値観
事実をしっかり見ます。そしてプロダクトや目の前の仕事の意義を見定めます。
事実(Fact)
- 数字を重視する
- 事実を見逃さない
意義(Purpose)
- 「なぜそれをやるのか」を考える
- 自分の理解を鵜呑みにせず、もう一度考えてみる
姿勢の価値観
大きな目標であるミッションを達成するためにはスキルだけでは足りないと言われています。粘り強くやり抜く姿勢が必ず必要になります。
やり抜く(GRIT)
- 結果が出るまでやり抜く
- 失敗で立ち止まらない
- 労力の大小ではなく実現可能性で考える
行動の価値観
スピードとアウトプットを重視し、成長を目指して新しいことを試します。振り返りから得るものがある失敗は良い失敗だと考え、称賛できる価値観を目指します。そして目標は高く置いて大胆に取り組みます。
スピード(Speed)
- 完璧さよりスピードを重視
- 検討と決断のスピードを上げる
- 軌道修正を前提に最短で実行する
アウトプット(Output)
- 目に見える形にする
- 必要の無い体裁にはこだわらない
- 普段から考える
- なるべく早くチームに共有する
成長(Growth)
- 自分の中の情報と知識をアップデートし続ける
- コンフォートゾーンを出てストレッチゾーンへ
- 良い失敗を称賛する
- 正しく振り返る
- トライは進化させてよい
大胆(Higher)
- 目標は高く置く
- 現在地点からの延長線上から離れて考えてみる
- 既存の枠組みから離れて考えてみる
行動指針
Value
仕事においてとても大事なのが「行動」です。大事にしたい価値観にもとづいて行動する時に、思い浮かべやすく言葉にも出しやすい合言葉が必要だと考えました。その合言葉を行動指針としてまとめています。
Team Driven
チームの目標を理解し、達成しよう
Be Professional
スピード感を持ってアウトプットを出し続けよう
Fail Fast, Go Higher
大胆に試そう、そして成長しよう
コミュニケーション指針
Communication Value
チームで仕事をする時にとても重要になるのがコミュニケーションの質です。
Diverseでは「連絡」だけのコミュニケーションは良いコミュニケーションだと考えていません。チームで仕事をする中で、建設的な議論が良いアウトプットを生みます。また、良いフィードバックは個人の成長を促進させてくれます。良いアウトプットと成長をもたらしてくれるやり取りが「良いコミュニケーション」であり、非常に重要なものだと考えています。
良いコミュニケーションを増やすために、いくつかの指針をまとめました。
- 自分の考えを分かりやすく伝える
- 相手の発言を深く理解する
- 前向きな意図をもって話す
- 本音を話すことを心がける
- 本人に向かって直接言えないことは、他人の前で言わない
成長のためにはフィードバックがとても重要になります。フィードバックでは、相手の行動の結果と改善案を伝えます。良いフィードバックを増やすためのルールをまとめました。
フィードバックする側のルール
- 否定ではなく、フィードバックをする
- 相手を助けようという気持ちで行う
- 相手が行動をどう変えるべきかにフォーカスする
フィードバックを受ける側のルール
- まずは、フィードバックしてくれた事に感謝する
- 行動の改善案を受け入れるかは自分で選ぶ
理想のチームに近づくために
ここにまとめたDiverseというチームの姿は、現時点ではまだ理想像です。理想のチームに近づいていくために一つ一つ実践に取り組んでいきます。
また、この理想像を目指しながらも、チームは意識することなく自分たちのカルチャーを醸し出し、刻々と変化していきます。同時にチームをとりまく環境も刻々と変化します。現時点の理想像に固執することなく、それらの変化を見定めて理想像をアップデートしていくことが大切だと考えています。
おわりに
このDiverse DeckはNetflix社のカルチャー文書を参考にさせてもらっています。Netflix社のカルチャーはとても良く考えられていて、Diverseでも大事にしたいと感じる内容が多々ありました。全体的に広く参考にさせてもらっていますが、コミュニケーションに関する部分では特に多くを参考にさせてもらっています。